きゅうりとは?
[ 40] 四季の野菜「きゅうり」
[引用サイト] http://www.vegefund.com/panfu-siki/kyu-ri/index.htm
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夏に食べる野菜の代表格として露地で栽培されていたきゅうりは、施設でも盛んに栽培されるようになり、1年を通して出荷されます。目に鮮やかなきゅうりが常に食卓に登場するようになったのです。 きゅうりの生育適温は18〜25℃で、暖かいとよく育ち、つぎつぎと実をつけていきます。施設では低温期には加温して育てています。 きゅうりの品種も変わってきました。表面の小さな突起も黒から白に変わり、ブルームレスきゅうりと呼ばれるつやのあるきゅうりが店頭で大多数を占めるようになっています。 みずみずしさと歯切れのよさで、さわやかな味のきゅうり。さっぱりとしたおいしさが食欲をそそります。カロテン、ビタミンCも含まれています。 福島県中央部の須賀川市周辺は、夏秋きゅうりの大産地。とくに7〜9月には全国へたくさん出荷されます。 群馬県では、京浜地方に向けての野菜栽培が盛んで、きゅうりの収穫量は全国1位。冬から初夏にかけては、施設で栽培されています(写真はつるを導く作業です)。 温暖な宮崎県や高知県からは冬から春にかけて、施設で栽培されたきゅうりが東京市場や大阪市場にたくさん出荷されています。 圧倒的に夏が多かった入荷も四季を通しての入荷に変わってきています。品種改良やトンネル栽培、雨よけ栽培、ハウス栽培などの技術の導入によって1年中栽培され、出荷されるようになりました。 きゅうりの根をよく張らせて病気に強くするには、きゅうりの苗をかぼちゃの台木に接ぐ作業(接ぎ木)が必要です。接ぎ木のショックをやわらげるために、きゅうりとかぼちゃの両方の根をつけたまま接ぎ木をして、鉢に植え、苗が丈夫に育つようになってからきゅうりの根のある側を切り離す呼び接ぎ木という方法も用いられています。最近ではロボットによって接ぎ木をするところも出てきています。 きゅうりには雌花と雄花がありますが、受粉・受精をしなくても実が肥大する性質(単為結果性)があります。この点が同じウリ科のかぼちゃやすいかと異なります。 きゅうり栽培の施設の上部に張り渡したパイプから細かい霧を噴射して、温度や湿度などの環境をコントロールし、きゅうりの生育を促す方法が注目されています。夏は暑くなりすぎないように気化熱で気温を下げるのです。 施設栽培では、土壌に有害微生物がはびこり、きゅうり栽培に適さなくなるのを防ぐのに太陽エネルギーを利用する方法があります。夏に栽培を休むときに、施設を密閉し、土にかん水して、ビニールを張り太陽熱で土を消毒するのです。地表付近の土の温度は60℃以上になり、有害微生物を抑えます。 集出荷場では、コンベアで流れてくるきゅうりを1本ごとに右側のボックスの中にあるカメラで瞬時に画像としてとらえ、色や形やきずなどをすばやくチェックして選別する装置を使っているところもあります。 きゅうりは果実の表面につく白い粉の有無によって「ブルームきゅうり」と「ブルームレスきゅうり」に大きく分かれます。 ブルームきゅうりは、皮の表面にブルーム(果粉)と呼ばれる白い微少な粉をつけています。この粉はもともときゅうりにあるもので、水分の蒸散を防ぎ、水をはじいて、果実を環境の変化から守る働きがあるといわれています。農薬の付着と思う人もいるようですが、それは大変な誤解なのです。 どちらのタイプになるかは、接ぎ木の台木に使うかぼちゃの品種によって決まります。かつては、皮がやわらかく歯切れのよいブルームきゅうりがすべてでしたが、近年は、皮がしっかりして色つやがよく、日もちするブルームレスきゅうりが生産のほとんどを占めています。 しかし、最近ではブルームきゅうりを見直す動きもでてきて、一部では復活のきざしも見られます。 きゅうりは呼吸をしています。表面の水気をふき取ったらポリ袋に入れ、密封しないで冷蔵庫の野菜室に入れます。 きゅうり1キロに対して、しょうゆ2カップと酢1カップ、砂糖1/2カップ、四角に切った昆布適量をほうろう鍋などで煮立て、火を止めてから、食べやすい大きさに切ったきゅうりを漬けます。好みで唐辛子も加えます。2,3時間でピクルスのような風味のきゅうりが食べられます。保存食としても便利です。 |
[ 41] Hello! 野菜-キュウリ
[引用サイト] http://www.honda.co.jp/helloyasai/yasai20shu/kyuri.html
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キュウリは、インドのヒマラヤ山麓にある野生種から進化したものといわれ、栽培の歴史は古い。日本のキュウリは、中国南部や東南アジアで育った華南型と、中国北部や中央アジア、朝鮮、韓国に分布する華北型とに由来し、華南型は春キュウリ、華北型は夏キュウリとして発達してきました。現在は華北型の白いぼの品種が品質的に優っているという点と、華南型の低温伸長性をとり入れるなどの点から交雑育種がすすみ、わが国独自の品種を作りあげました。気候的には、温和な気候に適しており、霜には弱い。また、高温にも弱いという特徴を持っています。また、果菜の中では生育期間が最も短く、土壌水分や温度の影響を敏感にあらわす野菜です。キュウリにはビタミンCが豊富に含まれていて、もとは夏の漬物用が主体だったのですが、最近は生食利用がふえています。若どりしたものを長さ10cmぐらいに切り、もろキュウリとしてみそをつけてたべたり、キュウリもみや汁の実、刺し身のツマ、ピクルスなどに利用します。また、雌花を着けたままの幼果をハナマルキュウリと称していますが、ツマに用いると目にも鮮かです。 家庭菜園には地這キュウリを遅まきにとり入れると良く、「青長地這」や漬物には「四葉(スーヨー)」系、ピクルス用には「酒田」などを作ってみるのも面白いと思います。 5月ごろに苗を購入して植える方法と、種をまいて育てる方法がありますが、早いものは苗を購入して5月10日前後に植えつけ、支柱仕立ての栽培とします。5〜7月にかけては、直まきの地這栽培にすると良いでしょう。 石灰をまいて、堆肥をやります。化成肥料(成分量窒素10%-リン酸10%-カリ10%)は、元肥として10m2あたり2,000gを全面にまき、良く耕します。うねの作り方は図のように幅90cmのベッドをつくり、通路を90cmとします。地這栽培のときは、植えつける場所だけやや高くなるように作っておきます。できれば、ポリマルチ栽培を行った方が生育、収量が良くなるでしょう。 植えつけは晩霜の恐れがなくなった頃、本葉4〜5枚で植えつけます。軟弱に育っていず、がっちりした感じの苗が良い。支柱仕立ての場合の株間は60×45cm、地這づくりでは180×75cmぐらいにします。あまり深植えにすると良くないので注意しましょう。 支柱は合掌づくりになるよう立ててやり、ツルを誘引します。高さが2m近くなったら芽先を摘芯し、側枝を出させます。側枝は、葉を2枚残して摘みとります。地這づくりは、親ヅルと子ヅル2本を残し、3本仕立てとし、孫ヅルは放任します。肥料ぎれには弱いので、半月に一度は化成肥料を与えます。液肥があれば、液肥をうすめて与えると良いでしょう。地這づくりは、支柱を立てないかわりに敷わらが必要です。 木が若いうちはなるべく若どりをすると後によく成ります。ふつう作っている場合でも、つい大きくならせがちですが、できれば毎朝収穫するようにして、木に負担をかけないよう注意します。地這づくりにすると収穫果がよけい見えにくいので、とり遅れないようにしましょう。 企業活動 | 投資家情報 | 採用情報 | お問い合わせ | 個人情報について | 免責事項 |
[ 42] 野菜図鑑「きゅうり」
[引用サイト] http://alic.vegenet.jp/panfu/kyuri/kyuri.htm
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表面の突起とそこについている刺を、ふつう「いぼ」とよんでいますが、このいぼがチクチクするものほど新鮮です。 原産地はインドのヒマラヤ山麓あたり。3000年ほど前から栽培され、日本には中国から6世紀ころ渡来しました。 春きゅうりとしては華南系黒いぼ種が、夏きゅうりとしては種として華北系白いぼ種が栽培されていました。 表面がなめらかで、刺の白い品種。生産量の9割以上を占める。緑が鮮やかで皮が薄く、どんな料理にも向く。 表面の刺が黒いもの。かつて春から初夏どりとして全国的に主流であったが、現在ではわずかに残るだけ。皮が厚く、肉質は柔らかい。 いまでこそ、きゅうりの消費量は果菜類のなかでトップを誇っていますが、古い文献には「下品の瓜」 そのうえ、きゅうりの切り口が徳川家の三つ葉葵の紋に似ていることから、武士たちはおそれ多いとして、食べなかったといわれます。 昔のきゅうりは、へたの部分が苦く、切り捨てていました。明治以来苦みの少ないものをつくることが品種改良の一大目標。 ここ20〜30年で苦みの出にくい品種が出回るようになりました。一方、ウリ科の仲間、ニガウリはその苦みが好まれ、南九州、沖縄では夏の重要な野菜です。 きゅうりが市場でいちばんよく売れるのは、重さが100グラム程度のもの。柔らかいものが求められるため、 華北系の品種。長さ40センチ前後。白いぼで、ちりめんのように表面にしわが寄っている。歯切れがよいが日もちは悪い。 果肉が厚く、肉質がしまっている。石川県特産。肉づめや煮込み料理に使っている。漬物にも向く。 果実が短いだ円形。先半分は白色に近く、いぼは低い。ピクルス漬けに適した品種。”酒田”、”最上”など。 ★地上部には品質の優れたたくさんの実をならせ、地下部では病害に強い根を、というのは生産者の望みです。 ★そこで生まれたのが、よい実をならせる地上部の穂木を、地下部の強健な台木に接ぎ合わせる接ぎ木栽培。 ★きゅうりでは昭和30年代後期から試みられ、いまでは市場に並んでいるきゅうりの9割以上が接ぎ木栽培によるものです。 ★きゅうりの台木は、かぼちゃ(接ぎ木専用の品種)。かぼちゃはきゅうりに比べて耐病性があり、根を張る力も旺盛で、低温伸長性もあるので、接いだきゅうりの伸長もよくなるというわけです。 ★近年は、農薬の節減・安全志向の面から、接ぎ木は欠くことのできない技術になりました。この接ぎ木には経験が必要なうえ、たいへん手間がかかるので、その省力化のために、接ぎ木操作を自動化するロボットも開発されています。 接ぎ木の方法には、呼び接ぎ、挿し接ぎ、割り接ぎなどあるが、きゅうりでは、台木と穂木ともに、根をつけて接合し、完全についてから、穂木のきゅうりの根を切り離してしまう、呼び接ぎが多く行われる。 ブレッド&バターピクルスは、刻んだきゅうりとたまねぎをスパイスビネガーで煮てピクルスにしたもの。 きゅうりは年間約90万トン生産されていますが、そのうち6割がビニールハウスなどの施設で栽培されています。 東京には、春秋は群馬、埼玉、千葉などの近県ものが、冬は高知、宮崎の南国産のきゅうりが主に入荷します。 10年くらい前までのきゅうりの表面には白い粉が、ふいたようについていました。これは水をはじき、果面を保護するろう物質で、ブルームといいます。 近年ブルームの出ない接ぎ木の台木がみつかり、果実の見ばえがすることから、今はブルームのない(ブルームレス)ものが市場を独占。 花がついたままの、3センチほどのきゅうりが花丸きゅうり。愛らしく風情のある姿なので、つまやあしらいに使われます。 |